知識

バーベキュー大国アメリカの中でも、一際その存在感が高いのが南部に位置する「テキサス州」。日本の約2倍もの面積を誇るテキサス州では「どんな小さな町にさえもバーベキューレストランが必ずある!」と言われるほど、人々の食生活にバーベキュー文化が根付いています。今回はそんなテキサスのバーベキューにまつわるさまざまなストーリーを紹介します。

 

テキサスバーベキューの歴史

移民の国アメリカでは、そのエリアにする移民達の文化がその地域の食文化として深く関わっていることが多くあります。各地のバーベキューにもその傾向が見られ、今回ご紹介するテキサス州のバーベキューには、チェコやドイツ、メキシコといった国の移民色が濃いそうです。

 

テキサスにバーベキュー文化が入ってきたのは、1800年代初期。アメリカの他の地域ではバーベキューというと「豚」がメインとなるケースが主流でしたが、牛の放牧が盛んなテキサスに入ってきたことで「ビーフを使ったバーベキュー」という新しい文化の誕生につながりました。

 

ちなみにこちらの写真はテキサスの州都「Austin(オースチン)」エリアで人気の、本場テキサスバーベキューレストラン「Salt Lick(ソルトリック)」のピット。こちらのレストランの初代オーナーの奥様は、ハワイ在住の日系人だったそうですよ。

 

Regramming this pic of our iconic pit by @thesmokingho. Very nice! Be sure to use the hashtag #SaltLickBBQ so we can find YOUR pics.

Salt Lick BBQさん(@saltlickbbq)がシェアした投稿 –

 

テキサンのBBQ愛はとにかく深い

テキサス州に住む人々は郷土愛が強いことでも有名で、自分たちのことを「Texan(テキサン)」と呼びます。このテキサン達のバーベキューにかける情熱はとにかくすごいもので「天気が良い週末は友達を呼んでバーベキュー」「結婚式のお食事もバーベキュー」「会社や地域のイベントで誰が1番美味しいバーベキューを作れるかの大会」など、いつでもどこでも生活の中にバーベキューが登場します。

 

バーベキューレストランも個人経営から大手チェーン店まで大小合わせるとその数は膨大。新しいお店ができたと耳にすれば直ぐにチェックするし、人気店では数時間並んで待つのもザラです。

 

そんなテキサンとバーベキューの関係を見ることができるのが、人気店「Flamklins」の様子をまとめたこちらの動画です。下準備から調理に至るまで、手間暇をかけて行われているのがよくわかるだけでなく、バーベキューにかける「情熱」がヒシヒシと感じられます。

 

 

 

桁違い!?世界一大きなBBQグリルはテキサスにあり

テキサスではお祭りやイベントに出かけると、必ずといっていいほどバーベキューのお店が出店しているものですが、その中でも一際目を惹く存在として話題になっていたのが、世界1大きなBBQグリルであるこちら。

 

 

 

バーベキューピットは全長23mで、一度に調理できる肉の重さはなんと3628kgというから驚きです。ピットには肉を出し入れするためのドアが24個ついており、ウォークイン・クーラーボックスがあったり、ケグ(生ビールを入れる樽)を取り付ける部分があったりと、多くの人が美味しいお肉とキンキンに冷えたドリンクを楽しむことができる仕様になっています。

 

超大型のこちらのバーベキューグリルは、やはり移動するだけで一苦労で、道路を運転するためには特別な許可書が必要だそうです。テキサス内はもちろん、アメリカンフトッボールの決勝戦「Super Bowl」やNASCAR(モータースポーツを総括する団体)のレース、そしてラスベガスなど、テキサス州外のイベントにも登場して話題を集めたそうですよ。

 

まとめ

美味しいバーベキューと冷たいビールを囲んで、家族や友達と過ごす時間は人々にとっての至福の時。バーベキューが日常生活に根付いているテキサスは、そんな幸せな時間であふれている地域です。バーベキュー好きの人ならば、テキサスでバーベキュー食べ歩き旅行……そんな旅を計画してみても楽しいかもしれませんね!

 

 

参考サイト:

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BBQ公認ライター

マケナ雅美
食・スポーツ・経済・テクノロジーとさまざまな分野で執筆中! 美味しいもの大好きなアラフォー女子が、BBQ大国テキサスから楽しい&美味しいBBQ情報をお届けします。冷たいビールとジューシーなお肉で、楽しくBBQ体験しちゃいましょう。