スゴ技
バーベキューをするなら、美味しい肉を心ゆくまで食べたいもの。せっかく焼いた肉がパサパサしていたり固かったりすると、メンバーのテンションもなんとなく下がってしまいますよね。そこで今回は、お肉を柔らかくするための下ごしらえのポイントをご紹介しましょう。

まずは王道!すりおろした果物に漬け込む

Fruit. Glasses of fruit and vegetable juice with fruits on a white background

 

まずご紹介したいのは、すりおろした果物に肉を漬け込む方法です。昔から知られている定番の方法ですが、果物に含まれる酵素にはたんぱく質の組織を分解し、肉を柔らかくする効果があるのです。
実は、酢豚に使われているパイナップルも同じ理由で用いられており、酵素の働きで豚肉を柔らかくするのだとか。一部の人には嫌われている酢豚のパイナップルですが、実は合理的な理由があったのですね。

 

使用するフルーツはキウイ・パイナップル・梨・りんごのほか、いちじくやパパイヤなんかもおすすめ。ただし、あまり漬け込みすぎると肉の繊維がぼろぼろになってしまうため、15分くらいを目安にするといいでしょう。

 

ちなみに、牛乳やヨーグルトなどの乳製品も同じように肉を柔らかくする効果があります。乳製品を用いる場合は30分くらいを目安に漬け込み、焼く前にキッチンペーパーなどで軽く表面を拭き取ってください。

ビールやコーラなど、炭酸飲料でもOK

Soft drink on a wood floor

 

肉は柔らかくしたいけれど、フルーツをすりおろすのが面倒。そんな面倒くさがり屋のあなたには、ビールやコーラを使う方法がおすすめです。炭酸飲料に含まれる炭酸水素ナトリウムには、余分なあくを溶かして流し出し、肉を柔らかくする効果があります。漬け込む時間は、10〜15分程度を目安にするといいでしょう。

 

ビールやコーラが付着したまま焼いても味にはほとんど変化がなく、拭き取る必要がないというのも嬉しいところ。手間をかけずに肉を柔らかくしたいという人はぜひ試してみてください。

片栗粉で肉汁を閉じ込める!

意外かもしれませんが、実は片栗粉の利用も肉を柔らかく焼き上げる有効な方法のひとつ。焼く前に両面に軽く片栗粉をまぶしておくと、肉の表面に薄い膜をつくり、肉汁を内部に閉じ込めてくれます。
焼きあがった肉がパサパサしたり、固くなったりする大きな原因は水分が失われてしまうこと。片栗粉をまぶすと水分の流出を食い止め、ジューシーに、柔らかく焼き上げるのです。

 

片栗粉をまぶす際には、大きめのビニール袋に肉と片栗粉を入れ、たっぷり空気を入れて振るように混ぜると、少量の片栗粉でもまんべんなくまぶすことができます。中華料理では肉に片栗粉をまぶすという工程がたびたび登場しますが、肉を柔らかくするという効果があったのですね。

大きな肉は、筋切りをしっかりと!

サーロインや豚ロースなどの大ぶりな肉を焼く場合は、必ず筋切りをしておきましょう。筋切りしないまま焼いてしまうと、肉が縮まって固くなってしまいます。

 

脂肪と赤みの間には筋や繊維がありますが、この部分に直角に2〜3センチおきに切り込みを入れます。焼きあがりが柔らかくなるだけでなく、加熱による肉の反りを防ぐこともできます。 もし、肉が切れるような包丁がない場合は、ビール瓶などボトルの底で肉をたたくのも効果アリ。ほんの一手間ですが、筋切りをするのとしないのでは焼きあがりが全然違います!

安い肉でも、一手間かければ柔らかく美味しくなる!

柔らかいお肉を食べると、それだけでちょっと贅沢な気分になれるもの。わざわざ高価な肉を用意しなくても、ちょっとした手間で肉は驚くほど柔らかく、美味しくなります。どれも簡単な方法ばかりなので、バーベキューの際にはぜひ試してみてくださいね!

 

参考サイト:

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BBQ公認ライター

鈴木圭
イタリア・ミラノ在住。広告プロダクション、出版社などを経てフリーライターに。在住経験を生かし、海外旅行やイタリア関連のほか、海外Webマーケティング関連のコンテンツなどに記事を書いている。世界で最も肉の扱いに長けているのは、やっぱりアメリカ人かもしれない。好きな焼き方は、丸焼き。