スゴ技

もはや、バーベキューの定番となっている燻製作り。一般的には、グリルの横で専用キットやダンボール箱などを使って行われますが、もっと簡単にフレーバーだけを楽しむテクニックがあるのをご存じでしょうか? いつものバーベキューをちょっと変えてくれる、フレーバーバーベキューをご紹介します。

風味付けは簡単!成功のためのコツとは?

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フレーバーバーベキューとは、燻製に使われるスモークチップをグリルの炭に少し混ぜ、立ちのぼる煙で肉や野菜などを風味付けしたもの。「ふたのないバーベキューコンロで燻製と同じことをする」と考えるとわかりやすいかもしれません。このようにいってしまうとごくごく簡単なように感じますが、成功させるには少しコツがいります。

 

スモークチップは煙が非常に出やすいもの。投入する場所や量を間違えると、もうもうと煙が上がってしまい、バーベキューどころではなくなります。
ポイントは、炭が赤く燃えているところではなく、その脇に少量ずつチップを入れていくこと。炭は黒いままだけど炭が燃えている中心からさほど遠くなく、しっかりと熱することができる場所がベストです。あまりたくさん入れると煙が出すぎるので、最初はひとつまみくらいの量を入れ、様子をみながら増やしていくといいでしょう。

どんなフレーバーを選ぶ?スモークチップとフレーバー

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スモークチップは木材の種類によって香りが異なり、どの種類を選ぶかによってフレーバーが異なります。食材との相性もあるので、いろいろと試して好みの組み合わせを見つけましょう。

燻製でも定番のチップとして使われている桜は、香りがよく肉類と相性抜群。ほんのりと甘く、フルーティーな香りが楽しめます。

 

相性のいい食材:牛肉、豚肉、ハムやウインナーなどの加工肉

りんご

桜と並んで一般的な燻製チップ。果物のような甘く柔らかい香りが特徴です。日本では白身魚などとの相性がいいとされていますが、アメリカをはじめとする欧米では肉類にも使われます。

 

相性のいい食材:白身魚、鶏肉など

ヒッコリー

くるみのようなナッツ系の香りが特徴的な燻製チップ。香ばしく強い香りを発するため、味の強い加工肉との相性が抜群。香りが強すぎると感じる場合は、ナラと混ぜて使うといいでしょう。

 

相性のいい食材:牛肉、豚肉、ハムやウインナーなどの加工肉

くるみ

食材への香り付きもよく、香ばしい香りの燻製材。クセがないため、肉や魚介類をはじめ、どのような食材にもマッチします。

 

相性のいい食材:牛肉、豚肉、ハムやウインナーなどの加工肉、魚介類

ナラ(オーク)

あまりクセのないソフトな香りが特徴。色づきをよくする効果があるため、香りの強いほかのチップと混ぜて使われることもあります。

 

相性のいい食材:白身魚などクセのない魚介類

ブナ

ナラと同様、ソフトな香りと色づきのよさが特徴の燻製材。ただ、食材に少し渋みが移るため、どちらかというと燻製の味に慣れた人向けです。

 

相性のいい食材:ハムやウインナーなどの加工肉、白身魚以外の魚介類

ウイスキー樽

ウイスキー樽として長年使われた木材を燻製用チップに加工したもの。ウイスキーの香りを生かすなら淡白な味の食材がおすすめです。

 

相性のいい食材:鶏肉、白身魚などクセのない魚介類

いつものバーベキューを簡単にアレンジ!

肉や野菜の風味を簡単にアレンジできるフレーバーバーベキュー。チップを何種類か用意して、途中でフレーバーを変えてみるのも楽しいかもしれません。いつものバーベキューにちょっと飽きてきたと感じている人は、試してみてはいかがでしょうか。

 

参考サイト:

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BBQ公認ライター

鈴木圭
イタリア・ミラノ在住。広告プロダクション、出版社などを経てフリーライターに。在住経験を生かし、海外旅行やイタリア関連のほか、海外Webマーケティング関連のコンテンツなどに記事を書いている。世界で最も肉の扱いに長けているのは、やっぱりアメリカ人かもしれない。好きな焼き方は、丸焼き。